タミヤ 25412 1/35 イギリス戦車 センチュリオン Mk.III (ディスプレイモデル)
【 連合軍の危機を救った、朝鮮戦争時の最強戦車 】 第二次世界大戦中の1942年当時、強力なドイツ軍戦車に対抗できる重巡航戦車として開発が始められたのがイギリスのセンチュリオンです。イギリス戦車としては初めて傾斜付きの前面装甲板を備え、600馬力を発揮する強力なエンジンとホーストマン式サスペンションを装備。主砲には76.2mm 17ポンド砲あるいは77mm砲が搭載されました。1945年4月に6輌のMk.Iが前線に向かいましたが、5月にドイツが降伏したため実戦には間に合いませんでした。その後、新型の鋳造式砲塔を備えたMk.IIに続いて1948年に登場したのが、強力な20ポンド砲を装備したMk.IIIです。このMk.Ⅲが1950年に勃発した朝鮮戦争に送られ、初めて実戦に投入。連合軍の危機をたびたび救う活躍を見せ、朝鮮戦争に投入された数多くの戦車の中で最強と評価されました。その後はヨーロッパ諸国やインド、イスラエル、エジプトなど多くの国がセンチュリオンを導入。スエズ動乱や中東戦争など各地で戦い続け、その高い戦闘能力を実証したのです。
【 模型要目 】 1948年に登場し、朝鮮戦争などで大きな活躍を見せたイギリス軍の主力戦車、センチュリオンMk.IIIを再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
★垂直面で構成された砲塔と、避弾経始を考慮した車体で構成された独特の姿を実車そのままに再現。
★強力な攻撃力を感じさる20ポンド砲は、主砲防盾にキャンバスカバーを装着した状態と外した状態を選んで組み立てられ、外した状態では砲身を動かすことができます。
★水平方向にセットされたコイルスプリングで2個一組になった転輪をそれぞれ懸架する、ホーストマン方式と呼ばれるサスペンションなども立体感豊かな仕上がり。
★履帯は組み立てやすいベルト式。
★砲塔や車体に搭載された車外装備品も豊富に再現。
★マーキングは第29歩兵旅団第8キングスロイヤル・アイルランド軽騎兵連隊やイギリス連邦師団など5種類。
★戦車兵の人形1体付き。