ドラゴン 3579 1/35 イスラエル国防軍 IDF M3ハーフトラック ノールSS.11 対戦車ミサイルキャリア
実車について
第二次世界大戦でアメリカが開発、連合軍各国で使用されたハーフトラックがM3ハーフトラックです。 戦後イスラエル国防軍にも多数が配備されました。 イスラエルでは国情に合わせた独自の改造を施した車両も多数作られています。 その中の1台が対戦車ミサイル、ノールSS.11を搭載して対戦車車両としたM3ハーフトラック・ノールSS.11搭載型です。 ノールSS.11はフランスのノール・アビアシオン社が開発。 1956年から配備がはじめられた対戦車ミサイルです。 フランス陸軍を皮切りに世界各国で採用され、1980年代まで生産されました。 第一世代といわれるワイヤガイド型の誘導方式を装備し、重量30kg、最大射程は3000m。 艦船やヘリコプターなどに搭載して発射することが可能でした。 イスラエルでは装甲を施したM3ハーフトラックにこのノールSS.11を搭載。 六日戦争とよばれた第三次中東戦争でもアラブ諸国の戦車を相手にその力を発揮したのです。
キットについて
ドラゴンからは2017年に50周年を迎える六日戦争と呼ばれる第三次中東戦争に合わせてイスラエル軍、アラブ諸国の当時の車両がモデル化されています。 このモデルはイスラエル国防軍が運用していたM3ハーフトラックのノールSS.11対戦車ミサイル搭載型を1/35スケールで再現した組み立てキットです。 すでに発売されて好評のイスラエル国防軍仕様M3ハーフトラックをベースに新規パーツを追加。 車両のキャリア部分に装備されたノールSS.11対戦車ミサイル4基と発射レール、さらに、予備ミサイル収納ボックスなどを正確にモデル化。 このモデルの大きな見どころです。 また、ルーフに加えられた装甲パネルとともに迫力ある仕上がりを演出。 ルーフのハッチは開閉を選択可能です。 加えてラダーフレームのシャシーやサスペンション、ドライブトレインなどのメカニズムもしっかりとモデル化。 エッチングパーツも用意され、ディテールもシャープ。 中東戦争ラインアップがますます充実します。
主な特徴
・イスラエル国防軍が運用していたM3ハーフトラックのノールSS.11対戦車ミサイル搭載型を新金型を追加して再現
・ルーフに加えられた装甲パネルやハッチ、アンテナ基部などの細部を新金型で詳細にモデル化
・車両のキャリア部分に装備されたノールSS.11対戦車ミサイル4基と発射レール、予備ミサイル収納ボックスなどを正確にモデル化
・ルーフのハッチは開閉を選択して製作可能
・ラダーフレームのシャシーやサスペンション、ドライブトレインなどのメカニズムもしっかりとモデル化