タミヤ 35335 1/35 ドイツ重対戦車自走砲 ナースホルン
【 8.8cm砲を搭載した最強の対戦車自走砲 】 第二次大戦中最強クラスの対戦車砲、ドイツ軍の71口径8.8cm Pak43/1を搭載した重自走砲がナースホルンです。独ソ戦当初、T34やKV-1など予想外に強力なソ連戦車に驚愕させられたドイツ軍は、戦車の大幅な強化を急ぐ一方、応急策として対戦車砲を自走化した車輌を多く作りました。ナースホルンもその中の一つで、当時開発したばかりのIII号・IV号戦車系自走砲専用車台に、長砲身8.8cm砲を搭載。あらゆる連合軍戦車をその射程外から撃破できる強力な攻撃力を誇りました。また戦闘重量は24トンに抑えられ、路上での最大速度42km/hを発揮。1943年7月に初めて実戦投入された際にはホルニッセと呼ばれましたが、1944年1月末のヒトラーの指示によりナースホルンと改名され、1945年3月までに439輌を生産。ナースホルンは東部、西部両戦線でドイツ軍戦車駆逐部隊の重要な戦力として大戦終結まで戦い続けたのです。
【 模型要目 】 ドイツ軍の重対戦車自走砲ナースホルンのプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長241mm、全幅84mm。
●実車取材に基づいて、長砲身8.8cm砲やその回りを囲む薄い装甲板、複雑な戦闘室内部を合理的なパーツ構成でモデル化。
●後期型のガントラベルロックおよび起動輪、マフラーが廃止された排気管など1943年5月以降の生産車を実感豊かに再現。
●砲の上下には要所に金属パーツを使用するなど確実な作動と高い強度を両立。
●履帯はリアルで手軽なベルト式でパーツ化。
●オープントップの戦闘室に収まる人形は戦闘状態の緊迫感あるポーズ4体。防寒服を着用した姿で再現しました。
●冬季の東部戦線などのデカール3種類付き。