タミヤ 35345 1/35 ドイツ戦車 パンサーD型
【 鋼鉄の豹、クルスクで初見参 】
第二次大戦後半にドイツ軍の主力戦車となったパンサーの最初の生産タイプがD型です。強力な長砲身70口径7.5cm戦車砲を装備し、ドイツ戦車初の傾斜装甲を採用して優れた防御力を発揮。また700馬力のエンジンによる機動力はソ連軍に大きな脅威を与えました。1943年1月から9月までに約840輌を量産。初陣となった1943年7月のクルスク戦では初期トラブルに悩まされたものの、その主砲は1,500~2,000mの距離から140輌ものソ連戦車を撃破。また戦闘中に正面装甲を撃ち抜かれた車輌は存在しませんでした。ドイツ戦車の転換点となったD型の設計思想を受け継ぎ、その後改良を重ねたA型、G型も登場。ドイツ軍の主力として終戦まで戦い続けたパンサーは、攻撃力、防御力、機動力をバランス良く備えた戦車として高く評価されています。
【 模型要目 】
パンサーD型のプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長254mm、全幅101mm。
●実車取材に基づいて、パンサーの最初の生産型であるD型をモデル化。
●砲身は先端のマズルブレーキを除き、左右一体成形パーツとしました。
●防盾などの鋳造模様、鋼板の質感や細部の精密感にこだわりながら、的確なパーツ分割で組み立てやすさも両立しました。
●D型の初期に見られる発煙弾発射機などもパーツ化。
●履帯はリアルで手軽なベルト式を採用。
●キューポラに収まるコマンダーの半身像と砲塔後面で前方を見据える車外クルーの人形付き。
●クルスク戦に投入された車輌のデカール3種類とカラー迷彩塗装図もセット。