タミヤ 35326 1/35 アメリカ M1A2 SEP エイブラムス戦車 TUSK II
【 新世代装備で市街戦に即応 】 2003年に勃発したイラク戦争で、アメリカ軍の主力戦車としてイラク軍を圧倒したM1エイブラムス。M1A2 SEPはその電子装置を一段と強化した改良型で、対戦車戦では世界最強レベルを誇っています。一方、2004年以降のイラク国内戦ではアメリカ軍が直面する陸上戦闘は市街戦へと変わっており、至近距離から待ち伏せ攻撃を仕掛けてくる携帯対戦車火器や地雷、即製爆弾などが大きな脅威となりました。それに対処するため、2007年頃からM1戦車に導入されたのがTUSKと呼ばれる市街戦用の強化パッケージです。最初に登場したTUSK Iでは車体側面にブロック状の爆発反応装甲、車体下面には地雷よけの追加装甲を装着。主砲防盾上のM2重機関銃やローダー用防弾シールドなども装備されました。そして発展型のTUSK IIでは瓦状の爆発反応装甲を車体側面と砲塔側面に追加装着し、コマンダー用防弾シールドなどが取り付けられていますが、実際は車輌によって様々な装備が混在していました。TUSK IIを装着したM1A2 SEPは歩兵部隊と連携してイラク国内の作戦遂行に貢献したのです。
【 模型要目 】 市街戦用強化パッケージTUSK IIを装着したM1A2 SEPエイブラムスの1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。
●全長280mm、全幅127mm。独特な瓦状の爆発反応装甲やコマンダーおよびローダー用の防弾シールド、主砲防盾上に増設されたM2重機関銃など迫力あふれる姿を実感豊かに再現。
●防御力向上型のTUSK IIに加え標準型のTUSK Iにも組み立てられます。
●爆発反応装甲は少ないパーツ点数で立体感十分。
●コマンダーとローダーの人形2体付き。
●デカールはTUSK Iを2種類とTUSK IIを1種類用意。