フジミ 432458 1/700 特24 日本海軍航空母艦 龍鳳 昭和20年
潜水母艦から軽空母へ変身~終戦まで生き抜いた軽空母「龍鳳」が仕様を改め登場! 迷彩塗装を考慮し成型色を外舷22号色(ライトグリーン)に。説明書には迷彩塗装の参考になるイラストを追加!
航空母艦「龍鳳」は潜水母艦として建造された「大鯨」が基となる。 昭和8年度計画により建造された大鯨は祥鳳型空母と同じように、有事の際には既存の航空母艦戦力を補うため空母転用を視野に入れた建艦計画の中にあった。 昭和13年には一応の完成をみたが、搭載したディーゼル機関の性能不発揮、船体強度関連に問題を抱え完全な戦力化と至らず改善工事が続いた。 開戦ほどなく「大鯨」は空母への改装に着手、不調のディーゼル機関をタービン機関に交換するなど大きな改造となり空母化への工期は長引いた。 そして昭和17年11月に「龍鳳」と改名され航空母艦となった。 すでにこの時期、ミッドウェー海戦での敗北/ガ島攻防戦での苦戦に至り、本格的な航空戦への参加は昭和19年6月のあ号作戦(マリアナ沖海戦)まで待つこととなった。 同海戦後、新型艦載機の発着に対応するため飛行甲板を延長したがその度は内海に待機、最後は江田島の海岸線に係留しその使命を終えたのであった。
特シリーズは1/700スケール、喫水線上を再現した洋上モデルです。 詳細な部品分割と繊細な彫刻表現により優れたディテール再現性を持つ艦船模型です。
□製品は、昭和19年7月に飛行甲板を延長、さらに28連装噴進砲を両舷に計6基装備した最終時の姿がモチーフです。
□延長後の飛行甲板は専用部品です。
□昭和20年仕様のみ封入される「12センチ28連装噴進砲」と同砲座が専用パーツとして付属します。
□迷彩色となる主要な部分の成型部品は、外舷22号色の塗装発色を考慮しライトグリーンに変更。
□艦載機は搭載予定だった艦戦「零戦52型」、艦爆「彗星11型」、艦攻「天山」「流星」と偵察機「彩雲」の5機種がクリアー成型で付属します。
【初回限定特典】 2ピース構成の九六式25ミリ機銃が付属します。 砲身のガンメタルと基部の灰色を塗り分け再現が容易にできるようにしています。 舷側と飛行甲板に施されていた迷彩塗装を、調べる手間なく塗装作業できるよう説明書には参考となる付図を収録します。
特シリーズは、塗装と接着剤を用いる一般的なプラモデルです。 誰もが知っている旧日本海軍の艦船の真の姿を求めて作り上げ、現在把握されている最新情報の全てを取り入れた姿を再現しました。 最新の金型技術を駆使して、繊細な表現も可能にしました。 艦船プラモを通じて、歴史や時代背景を学ぶことができます。 世代を超えて楽しめるプラモデルです。