タミヤ 25217 1/48 百式司令部偵察機III型・くろがね四起セット
【 世界に先駆けて登場した空と陸の傑作をワンセットに 】 【百式司令部偵察機III型について 】 日本陸軍が世界に先駆けて開発に着手し、1939年に完成した戦略偵察機が百式司令部偵察機です。I型、II型に次いで登場したIII型は、機首からスムーズなラインを描く大型風防、エンジンをなめらかに包み込むカウリングなど空気抵抗の減少を徹底的に追求した流線形の機体に出力1,300馬力の三菱ハ112エンジンを2基搭載。上昇限度10,000mの高空性能、4,000kmの長大な航続距離、そして、太平洋戦争当時の日本機として最速の時速630kmを誇りました。1944年から実戦に参加したIII型は、中国大陸や東南アジア、太平洋戦域などで敵地の奥深くに侵入。高速力を活かして迎撃を振り切り、貴重な情報を収集する困難な任務に飛び続けたのです。
【 くろがね四起について 】 日本陸軍の要求で開発された世界初の実用四輪駆動車が95式小型乗用車、別名くろがね四起です。制式化後も様々な改良が重ねられ、昭和12年から生産されたタイプは3人乗りの車体に33馬力のV型2気筒1400cc空冷エンジンを搭載。前輪独立、後輪リーフリジッド式のサスペンションや大径タイヤを備え、優れた路外走破性能を発揮しました。昭和10年から19年までに各タイプ合わせて約4,800台が生産され、中国大陸から東南アジア、太平洋戦域など幅広い戦線で偵察や連絡に走り続けました。
【 模型要目 】 百式司令部偵察機III型とくろがね四起をセットにした、1/48スケールのプラスチックモデル組み立てキットです。 〈百式司令部偵察機III型〉★1/48スケールのプラスチックモデル組み立てキットです。★全長229mm、全幅306mm。★空力性能を追求した流れるような美しいスタイルを実機そのままにモデル化。★大型の風防は6分割のクリヤーパーツで構成して、なめらかな形状を再現。★操縦席や偵察員席など機体内部も精密感あふれる仕上がり。★前期・後期の2種類のプロペラとスピナーが選択できます。★パイロットと偵察員の人形各1体付き。★マーキングは飛行第10戦隊や飛行第15戦隊、独立飛行隊第55中隊など計4種類を用意しました。
〈くろがね四起〉★全長75mm。★丸みのある個性的なスタイルを高い実感でモデル化。★3座席の室内や四輪駆動の足まわり、大径タイヤも少ないパーツで立体感あふれる仕上がり。★幌は展開した状態と折りたたんだ状態を選べます。★フロントグリルに付く星マークはインレットマークとデカールを組み合わせて再現。★立ち姿の士官と運転手の人形をセット。