ハセガワ JT75 F4U-5N コルセア

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¥ 2,640 税込

商品コード: JT75

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第2次世界大戦後に全面的に近代化され生産された、 F4Uコルセアシリーズの集大成といえるF4U-5は、 F8F-2最高速度を凌ぐ当時の海軍最高速レシプロ戦闘機でした。 エンジン取り付け位置が前進し、 カウリング自体もわずかに大型化しているため、 ノーズの長さが強調された外見となりました。 また、機首下面の気化器空気取入口はふたつに 分割されたため左右の下側がふくらんだ(おむすび型)正面形となり F4U-5の大きな特徴となりました。 F4U-5Nはレシプロ単座夜間戦闘機で、 機体は基本的にF4U-5と同じで最大の相違点は 右主翼に装備されたレーダーですが、 無線装置が2重になったため垂直尾翼後方に補助アンテナが付き、 パイロットの負担軽減のため自動操縦装置を備え、 夜間飛行時のパイロットの視界確保のため排気管を防焔式とし、 さらにその後ろ上部に防焔板を設置しました。 F4U-5NLは各翼前縁に除氷ゴムブーツを装備、 プロペラの前縁と風防に水メタノール液噴射式除氷装置を取り付け、 厳寒の北朝鮮に対応させた寒冷地仕様機で、 生産機数はF4U-5Nが214機、F4U-5NLが101機でした。 第3混成飛行隊D分遣隊(VC-3 Det.D)の ガイ・P・ボーデロン大尉(Lt.Guy P.Bordelon)は F4U-5N(Bu.No124453)で1953年6月29日~7月17日の間に5機を撃墜し、 朝鮮戦争における夜間戦闘機のエース、レシプロ機によるエース、 海軍のエースといずれも彼一人だけというTriple Threat Aceの栄誉を得ました。 ボーデロン大尉は前記のF4U-5Nで35回の出撃をおこなった後、 機体を残し引き上げましたが、その後まもなく空軍パイロットによって F4U-5N(Bu.No124453)はクラッシュしてしまいました。 F4U-5N(Bu.No124453)は撃墜マークが5個の時期がありましたが、 ボックスアートでは2機撃墜当時で描いてあります。

《データ》

乗員:1名

全長:12.49m

全幅:10.52m

全高:4.50m

全備重量:5,852kg

エンジン:R-2800-32W(E)

離昇出力:2,300馬力

最大速度:756km/h(高度8,169m)

固定武装:20mm機関砲×4、

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2024年09月08日