フジミ 433707 1/700 特45 日本海軍重巡洋艦 高雄(昭和19年/捷一号作戦)
対空兵装が強化され、21・22・13号電探と多数の単装機銃が目立つレイテ沖海戦時の姿に新規パーツを追加!
製品発売時期による装備品等の再現度差異を統一化できるよう新規金型起用、一部は塗装作業を考慮した分割も
・13号電探はトラス構造に彫刻表現、空中線部分も形状表現を行った新規封入パーツ。
・21号電探は前面側の素子固定用碍子基部など従来の付属パーツより繊細な彫刻で表現しています。
・22号電探はスライド金型起用により開口した状態をパーツ化。
・12.7センチ連装高角砲A一型は全4パーツと細分化、既存品2パーツから造型解像度をアップ。
・9メートルカッターは塗装を考慮し2パーツ化、架台は別パーツ部品を用意、甲板一体モールドとの選択が可能。
・11メートル内火艇は塗装を考慮し、キャンバス、操舵室/機械室天蓋を別パーツに。各塗装を行い組立接着を後から行う仕様。
・艦載艇架台は凹凸形状や軽め穴をモールドで表現、精密感が増す造型に。
・艦首の菊花紋章、艦橋側面の舷灯を新たなパーツで用意。
・防空指揮所および羅針艦橋には双眼望遠鏡パーツを追加。
・艦尾艦名表記(軍艦色塗潰し色調)とマスト白線のデカールを追加。
・九六式25ミリ機銃は塗装/塗分け作業が軽減された2パーツ構成のパーツが標準仕様に。
艦体
・艦体は左右舷を一体で成型した1ピース構造で左右貼り合わせ式に比べ、安定した形状で組立てができます。
・改装時に装着された舷側バルジは、一体成型で表現しています。
・舷側に多数並ぶ閉塞済みの舷窓、未閉塞の舷窓および、全周取り巻く舷外電路は立体的な彫刻で再現しています。 上甲板
・上甲板は一体パーツで、リノリウム甲板の押さえや鉄甲板の滑り止めなど細密感増す彫刻を施しています。
・上甲板は左右外舷ほど低くなる勾配(キャンバー角)を再現しています。
各甲板
・機銃弾薬箱や単装機銃の据付部分、ホースリールなど様々な造型を再現しています。
・シェルター甲板は別パーツ化、下層の魚雷装備区画も的確に再現。
・航空作業甲板は別パーツ化しており、スライド金型により垂直面にも彫刻を施した仕様。
艦橋
・特徴ある大型の艦橋構造物は、スライド金型の起用により4面に彫刻を施した1ピースパーツです。
・防空指揮所や羅針甲板はスライド金型により遮風装置を含む各層甲板を細密に表現しています。 主砲塔 ・主砲身は砲口を再現、砲塔への接着角度により、俯仰角を任意の状態で再現可能です。
・砲塔側面および上面には防熱板の継ぎ目を細密な彫刻で表現。
煙突
・前後の煙突は、いずれも左右分割式で手摺り、二重足場を繊細な彫刻で表現しています。
・煙突の雨除け格子は抜けている状態で内筒側が見通せる構造です。
・蒸気捨管は煙突とは別パーツとして、同型艦のと個体差を再現しています。
マスト
・航空艤装 ・後部マストは下方のトラス構造を一体成型で表現、手軽に細密な形状を再現できるようにしています。
・水偵揚収用クレーンはスライド金型により側面
・上面にトラス形状を彫刻で再現、繊細な造形でフックも表現。
・カタパルト(呉式二号五型)はスライド金型により側面/上面の造型をリアルに再現。
艦載機
・作業性向上(ゲートカット時の破損防止)のため成型色はグレーとしています。
・零式(三座)水上偵察機が2機ずつ付属します。
付属デカール
・軍艦旗・国旗および艦載機の日の丸などマーキング類が収録されています。
・軍艦旗等はサイズ3種を用意。実物の10巾、6巾、3巾の寸法を1/700スケールとした内容。
・艦載機の日の丸、味方識別帯(黄帯)など収録し、日の丸は大戦後期の白縁がないものも含みます。
・マスト白線や艦尾の艦名表記(金色および軍艦色塗りつぶしの2種)を収録したデカール。
製品は接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
スケールは1/700で、艦底部は含まない洋上模型です。
従来(特シリーズ)の金型と新規追加金型パーツで構成された製品です。
製品は高雄型1番艦「高雄」のレイテ沖海戦時(昭和19年10月)の姿を製品仕様としています。
高雄・愛宕のみ戦前改装で縮小された艦橋、後方へ移設された後部マストなど専用部品を多数使用した構成。
【付属内容】 ランナーx34 ・組立説明書x1 ・デカールx2