タミヤ 35259 1/35 ドイツ クルップ・プロッツェ3.7cm対戦車砲牽引型
第二次大戦の初頭、機動力を活かした電撃作戦で快進撃を続けたドイツ軍。この大戦初期のドイツ軍車輛モデルが久々に登場です。対戦車砲などの牽引に活躍した6輪トラック、Kfz.69クルップ プロッツェ。低いボンネットや弾薬収納庫を備えた車体後部など、独特なスタイルをリアルに再現しました。大戦前半のドイツ軍特有のジャーマングレイによる単色塗装が、クルップ プロッツェの機能的なスタイルを引き締めます。
【 クルップ プロッツェ (6×4) 3.7cm対戦車砲牽引型について 】 第二次大戦中、様々な用途に使用されたドイツ軍の6輪トラック、クルップL2H143。中でも3.7cm対戦車砲など火砲の牽引に使用されたタイプがKfz.69軽砲牽引型クルップ プロッツェです。60馬力の空冷水平対向4気筒ガソリンエンジンや前進4段と後進1段の変速機、そして独立サスペンションを備え、最高速度70km/hを発揮。定員は6名で、車体後部の両側には弾薬収納庫が装備されていました。各師団の対戦車砲大隊に標準配備されたクルップ プロッツェは、対ポーランド戦やフランス戦、バルカンやロシア戦線など、大戦前期の各戦線で幅広く使用されました。また3.7cm対戦車砲Pak35/36は大戦初期のドイツ軍の代表的な対戦車砲で、AP40徹甲弾を使った場合の貫通能力は射程500mで51mmでした。
【 模型について 】 1/35スケール、全長250mm
●低いボンネットや6×4の足まわり、車体後部に備えられた弾薬収納庫や乗員用座席、対戦車砲用の予備タイヤなど特徴を確実に捉えてモデル化。
●悪路脱出用の敷板や車載ジャッキなどの装備品、乗車姿勢の兵士の人形4体、そして3.7cm対戦車砲もセットしました。
●マーキング4種類付き。