フジミ 433646 1/700 特56 日本海軍航空母艦 飛龍
南雲機動部隊の主力1艦であり、ミッドウェー海戦では米空母へ一矢を報いる攻撃をみせた空母飛龍に新規パーツを追加して再登場!
航空母艦飛龍は、蒼龍の準同型艦として横須賀海軍工廠で昭和14年に竣工しました。 蒼龍とは艦橋付近での飛行甲板幅が大きくなり、艦橋が左舷に設置、艦首甲板が一層増されるなどの変化が見られました。 開戦時は蒼龍と共に第二航空戦隊を編成し、真珠湾攻撃やインド洋作戦に参加。昭和17年6月のミッドウェー海戦では米艦載機の攻撃により赤城・加賀・蒼龍が戦闘不能となる中、単艦で反撃を行い米空母ヨークタウンを大破させるも飛龍も被弾・炎上、戦没しました。
●製品は昭和16年12月真珠湾攻撃時、および昭和17年6月ミッドウェー島攻略作戦時の姿をモチーフにしています。
・昭和17年6月のMI作戦時、飛行甲板の敵味方識別用(日の丸)マーキングもあり、ミッドウェー島攻略作戦時にもできます。 製品発売時期による装備品等の再現度差異を統一化できるよう新規設計パーツを用意、一部は塗装作業を考慮した分割も。
・12.7センチ連装高角砲A一型は全4パーツと細分化、既存品2パーツから造形解像度をアップ。
・煤煙シールド付きの12.7センチ連装高角砲A一型改2は全4パーツと細分化、造形解像度をアップ。
・短艇甲板の9メートルカッターは塗装を考慮し2パーツ化、甲板の架台は別パーツ部品を用意、甲板一体モールドとの選択が可能。
・12メートル内火艇は塗装を考慮し、キャンバス、操舵室/機械室天蓋を別パーツに。各塗装を行い組立接着を後から行う仕様。
・艦首の菊花紋章を新規に用意。
・3パーツ構成で艇本体と積載部床面を別パーツ化、塗装後に組み立ててマスキング不要に。
・12メートル内火ランチはキャンバス無し状態の形状も表現可能に。
・艦載艇架台は凹凸形状や軽め穴をモールドで表現、精密感が増す造形に。
・艦尾艦名表記(軍艦色塗潰し色調)を含んだデカールを追加。
・九六式25ミリ連装機銃は塗装/塗分け作業が軽減された2パーツ構成のパーツが標準仕様に。
・艦体は左右舷側が一体となった構造です。
・多数の舷窓や左舷に多く見られる缶室通風路の張り出しなど一体パーツながら立体感ある作りになっています。
・飛行甲板は繊細な木甲板、エキスパンションジョイント、四方を囲う樋など彫刻を施した1枚構造です。
・エレベーターや遮風柵は別パーツで用意しています。
・飛行甲板の端はスプリット模様を繊細な彫刻で表現しています。
・錨鎖甲板や短艇甲板は滑り止めのスプリット模様やリノリウム押さえなど繊細な彫刻で表現。
・艦橋基部はスライド金型起用により一体成型のパーツとしています。
・煙突は上下貼り合わせ式の2パーツ構造でパーツ分割線は見えない位置に設定しています。
・高角砲座など床面のストリップ模様は精細な彫刻で表現。
・艦橋には精密感を増す双眼望遠鏡パーツが収録。
・艦載機は15機付属、零戦21型/九九艦爆/九七艦攻が各5機付属、成型色はグレー。
・25ミリ連装機銃は精密な造形、塗分けが容易な構造の2パーツ式で2018年起用金型パーツが標準封入。
・成型色は主要パーツおよび艦底板、艦載機、機銃パーツなどグレー成型。
●付属デカールは3種類
・艦載機のマーキング用デカール1枚付属。
・艦尾艦名や甲板支柱の白線用デカール2枚付属。
・飛行甲板マーキングや軍艦旗、昭和17年6月のMI作戦時に於ける飛行甲板/味方識別マーク(日の丸)
製品は接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
スケールは1/700で、艦底部は含まない洋上模型です。
従来(特シリーズ)の金型と新規に設計された追加パーツで構成された製品です。
【付属内容】
・ランナーx48
・組立説明書x1
・デカールx4