タミヤ 35060 1/35 ドイツ マーダーII 対戦車自走砲
【 T34に対抗して登場した、対戦車部隊の守護神 】 独ソ戦の初期、ソビエトの主力戦車T34やKV-2に対抗して活躍したのがマーダーII対戦車自走砲でした。1941年夏、破竹の勢いでソビエトに侵入したドイツ軍は、T34、KV-1という思いもかけない強敵と出会うことになりました。当時のIII号やIV号などのドイツの主力戦車はもちろん、最良の対戦車兵器であった50mm対戦車砲でさえ無力であることが明白となったのです。こうした中で大きな期待のもとに登場したのが75mm対戦車砲でした。その性能は、徹甲弾を使用して距離1000mで130mmの装甲板が貫通でき、1分間に14発の射撃が可能という優れたものでした。この高性能に着目して作られたのがマーダーII対戦車自走砲です。II号戦車の車体上に構成されたオープントップ型の戦闘室に75mm砲を搭載。1942年の半ばから生産が開始され、見事にピンチヒッターの役目を果たしたのです。
【 模型要目 】
●ドイツの対戦車自走砲マーダーIIを再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
●1/35スケール、全長175mm。
●75mm対戦車砲を搭載したオープントップのスタイルを実感豊にモデル化。砲身基部まで精密に再現された対戦車砲は作りごたえ十分です。
●防弾板の内側、無線機ラック、弾薬箱など、オープントップでよく見える戦闘室内部も立体感あふれる仕上がり。
●車体に搭載する木箱や砲弾、空薬きょうなども用意しました。
●ガントラベルロックと弾薬箱は戦闘状態と走行状態を選んで組み立てられます。
●フィールドキャップをかぶって前方を見すえる兵士2体をセット。