フジミ 433509 1/700 特99EX-2 日本海軍重巡洋艦 伊吹 特別仕様
改鈴谷型重巡洋艦「伊吹」の精密エッチングパーツ付き仕様で登場!
製品は接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。 スケールは1/700で、艦底部は含まない洋上模型です。
重巡「伊吹」は、開戦1か月前の昭和16年11月に戦時損耗に備え補充のため(急)計画で計画、呉海軍工廠で建造がスタート。 建造時間短縮のため最上型のうち後期型の鈴谷をベースに着手され、防空指揮所を初期から設置、無線能力改善のため後部マストを後方へ移動、雷装は4連装発射管を4基(最上型は3連装)と改められた。 進水は昭和18年4月とミッドウェー海戦での主力空母喪失後で建造順位は低く、8月には軽空母へと改装建造、佐世保海軍工廠が担当し進捗80%で終戦を迎えた幻の巡洋艦であった。
●製品は「伊吹」と、グレードアップ用の専用エッチングパーツをセットにしたものです。
●改鈴谷型1番艦「伊吹」が戦時に重巡洋艦として完成した場合の姿をモチーフにしています。
●付属エッチングパーツは2枚1組、1隻分140種類以上のパーツを収録。
●最上型とは異なる艤装・雷装と特徴的な部分を専用部品で用意。 艦体構造
・最上型後期艦「鈴谷・熊野」と同様の断面形状をした艦体パーツを用意。
・戦訓による舷窓を閉鎖した姿で再現。 EP):艦全周の2段手すりは艦全周形状に合わせた専用設計パーツ。 艦橋/前部マスト/主砲 EP):21号電探 :平板状から箱状に折組み立てる仕様で背面と前面の両方に枠面を表現。 EP):13号電探 :5パーツ構成で支柱と水平空中線を別々とした精密仕様。
・艦橋窓はよりリアルに仕上げられる透明パーツで用意。
・艦橋両舷に設置された高射装置は九四式高射装置としています(最上型は九一式高射装置を装備)
・防空指揮所、および羅針艦橋の床面には繊細なグレーチング敷きを彫刻表現。
・防空指揮所には取り付けるだけで精密感増す双眼望遠鏡パーツが付属。 EP):主砲塔 :側面・後面・上面を覆う遮熱側板を5基分収録。 煙突/給気口/リノリウム甲板 ・鈴谷・熊野と同じボイラー10缶搭載の特徴である細い煙突を用意。
・ファンネルキャップは「抜けた状態」とした成型パーツ。 EP):ファンネルキャップ :インジェクションでは再現できない極細の格子を収録。
・蒸気捨管は別パーツ化として精密感増す設計。 EP):・探照灯台 :基部トラス、手摺を含め一式エッチングパーツに置き換えで精密化。 EP):航空機移送軌条 :モールドを切削し新規に張り付けて表現するタイプ。レールは別パーツ化。 EP):煙突モンキーラッタル・煙突内導板を収録。 後部マスト/クレーン/爆雷兵装
・後部マストは4番砲塔直前に装備される専用パーツで水偵揚収用クレーン、13号電探が鈴谷とは逆位置の専用パーツ。 EP):水偵用クレーン :平板を筒状に組立てる形で、先端のフック部分は別パーツ化。
・艦尾には対潜兵装として爆雷投下軌条と爆雷を専用部品で起用、付属。 EP):爆雷投下軌条 :格納枠および爆雷から構成され、爆雷は別途プラ丸棒が必要。 シェルター甲板/航空作業甲板
・魚雷発射管が装備されるシェルター部は、予備魚雷格納所を立体化。
・魚雷発射管は初期計画で装備予定だった4連装とし、新規金型による専用パーツで再現。
・魚雷発射管は首尾線に沿った平常状態、旋回した発射状態と任意の角度にとりつけることが可能。 EP):・カタパルト :トラス構造を再現し折り畳み箱組みする仕様。 艦載機
・作業性向上(ゲートカット時の破損防止)のため成型色はグレーとしています。 ・大戦末期の艦載水偵として登場した「瑞雲」が3機付属します。 EP):滑走車 :折り畳み再現する形でトラス状の精密な作りに。 その他エッチングパーツに収録されている主要部分 EP):舷梯 :2パーツ構成で階段踏面は抜けた状態となります。 EP):救命浮標 :艦尾の浮標は格納装置と救命浮標を別体とし塗装性を向上。 EP):25ミリ単装機銃・25ミリ機銃(連装・3連装)防弾板 EP):艦首/艦尾旗竿・方位探知アンテナ・E27逆探知アンテナ EP):艦橋後部通路・探照灯および測距儀台等の手すり・舷梯 EP):艦載水偵プロペラ・缶室吸気口枠・探照灯台トラス構造 付属デカール
・軍艦旗・国旗および艦載機の日の丸などマーキング類が収録されています。
完成サイズは約287x43x46ミリ(全長x全幅x全高)
成型パーツはグレーおよび透明色の2色構成としています。
【付属内容】
・ランナーx30
・組立説明書x3
・デカールx1
・エッチングパーツx2