製品は妙高型1番艦「妙高」の開戦時（昭和16年～）、マリアナ沖海戦時（昭和18年～19年）、レイテ沖海戦時（昭和19年10月）の姿から選択製作が可能です。 昭和16年/開戦時は上空見張所が小型で、艦橋両側には13ミリ連装機銃が装備が特徴です。 昭和18年以降/マリアナ沖海戦時では21号電探の装備、25ミリ連装機銃の増強、防空指揮所と遮風装置を装備。 昭和19年/レイテ沖海戦時は13号/22号電探と、25ミリ3連装機銃や単装機銃を装備した姿が特徴。

製品発売時期による装備品等の再現度差異を統一化できるよう新規金型起用、一部は塗装作業を考慮した分割も

・13号電探はトラス構造に彫刻表現、空中線部分も形状表現を行った新規封入パーツ。 ・21号電探は前面側の素子固定用碍子基部など従来の付属パーツより繊細な彫刻で表現しています。

・22号電探はスライド金型起用により開口した状態をパーツ化。

・12.7センチ連装高角砲A1改1は全5パーツと細分化、既存品2パーツから造形解像度をアップ。

・9メートルカッターは塗装を考慮し2パーツ化、架台は別パーツ部品を用意、甲板一体モールドとの選択が可能。

・11メートル内火艇は塗装を考慮し、キャンバス、操舵室/機械室天蓋を別パーツに。各塗装を行い組立接着を後から行う仕様。

・12メートル内火ランチはキャンバス無し状態の形状も表現可能に。

・艦載艇架台は凹凸形状や軽め穴をモールドで表現、精密感が増す造型に。

・艦首の菊花紋章、艦橋側面の舷灯を新たなパーツで用意。

・艦尾および艦橋側面の救命浮標を専用パーツで用意。 発売当初に封入していたパーツも近年の水準パーツに変更しています。 110センチ探照灯および60センチ信号探照灯は共通パーツを封入。 呉式二号五型射出機はスライド金型を起用したパーツを封入。 ・防空指揮所および羅針艦橋には双眼望遠鏡パーツを追加。

・艦尾艦名表記（軍艦色塗潰し色調）とマスト白線のデカールを追加。

・九六式25ミリ機銃は塗装/塗分け作業が軽減された2パーツ構成のパーツが標準仕様に。

艦体

・艦体は左右舷を一体で成型した1ピース構造で左右貼り合わせ式に比べ、安定した形状で組立てができます。

・舷側の形状特徴であるバルジは、艦体に一体として表現しています。

・舷窓は開戦時の状態としており、舷外電路は艦体に一体彫刻にて再現しています。

各甲板

・上甲板は一体パーツで、前方およびシェルター甲板部分は別パーツ、後半は艦体と一体とした構成です。

・機銃弾薬箱や単装機銃の据付部分、ホースリールなど様々な造形を再現しています。 ・シェルター甲板は別パーツ化、下層の魚雷装備区画も再現しています。

艦橋・マスト

・特徴ある曲面で構成された艦橋基部は前面/側面パーツを組み合わせることで立体化しています。

・上空見張所/防空指揮所は年次差を再現するため専用別パーツを用意しています。

・羅針艦橋や下部見張所などを含む各層甲板は積み上げ式構造で細密に表現しています。

・前部マストは開戦時と以降の改正された2形態をそれぞれ専用パーツにて再現します。

主砲塔・煙突

・主砲身は砲塔に固定接着する仕様、砲塔はポリキャップを組込み旋回が可能としています。

・2番、4番砲塔の測距儀フードは末期の姿を再現するため専用パーツを封入しています。

・前後の煙突は、いずれも左右分割式で手摺り、二重足場や蒸気捨管を一体彫刻で表現しています。

後部マスト・航空艤装

・後部マストはクロスツリーの上下で分割された3パーツを組み合わせる構成です。

・水偵揚収用クレーンはホイストクレーンタイプに交換された形状で立体化しています。

・航空作業甲板にはリノリウム張りの押さえ金を彫刻で施しています。

艦載機

・作業性向上（ゲートカット時の破損防止）のため成型色はグレーとしています。

・九五式水上偵察機、零式（三座）水上偵察機および、零式水上観測機が各2機ずつ付属します。

・昭和16～17年の九五式水偵2機と零式水上偵察機1機の搭載状況を再現可能としています。

・昭和17年以降の零式水上観測機2機と零式水上偵察機1機の搭載状況を再現可能としています。

付属デカール

・軍艦旗・国旗および艦載機の日の丸などマーキング類が収録されています。

・軍艦旗等はサイズ3種を用意。実物の10巾、6巾、3巾の寸法を1/700スケールとした内容。

・艦載機の日の丸、味方識別帯（黄帯）など収録し、日の丸は大戦後期の白縁がないものも含みます。

・マスト白線や艦尾の艦名表記（金色および軍艦色塗りつぶしの2種）を収録したデカール。

【付属内容】　ランナーｘ28　・組立説明書x1　・デカールx2

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