I.A.IクフィルC2は、 フランスのデルタ翼戦闘機ミラージュ5を基本として、 イスラエルが開発した超音速ジェット戦闘機です。 エンジンをアター9CからアメリカのGE-J79に換装してパワーアップをはかり、 エアインテーク後方にカナード翼を配置して、運動性能も向上しています。 また、操縦装置をフライパイワイヤ方式とするなど最新の技術を取り入れています。
《データ》
乗員:1名
全幅:8.22m
全長:15.55m
全高:4.55m
最大離陸重量:14,600kg
エンジン:GEJ79-GE-17×1
推力5,385kg(A/B使用時8,120kg)
最大速度:マッハ2.3/11,000m
固定武装:30mmDEFA機関砲×2
初飛行:1971.9(原型)