フジミ 433318 1/700 日本海軍艦載機セット2(戦時後期)
昭和19年の太平洋戦争後半ころ、日本海軍の主力空母艦載機は改良機や新鋭機が配備されつつありました。 艦上戦闘機は零戦21型から52型に、九九艦爆は彗星艦爆へ、九七艦攻は天山艦攻へと置き換えが始められており、昭和19年6月のあ号作戦(マリアナ沖海戦)時には組織的な作戦行動に参加しています。
製品は1/700スケールで接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。 従来(G-upシリーズ)の金型を使用した製品です。
特シリーズの「精密さ」コンセプトに合わせた空母艦載機として設計されています。 機種ごとに買い集めることなく艦上戦闘機・艦上戦闘機爆装型・爆撃機・攻撃機の4機種がオールインワンに。 昭和19年半ば以降の空母大鳳・翔鶴・瑞鶴をはじめ、瑞鳳や龍鳳など軽空母の艦載に適した内容です。
●内容 機数は零戦6機、爆戦2機、艦爆8機、艦攻4機の合計20機を封入。 機種は零戦52型、零戦21型爆装型、九九艦爆22型、彗星12型、天山12型です。 成型色はグレーで従来の透明より工作時の破損リスクを減らしています。 国籍マーキング用にデカールが付属します。
●対応航空母艦 航空母艦「大鳳」「翔鶴」「「瑞鶴」や「隼鷹」「飛鷹」「龍鳳」「瑞鳳」「千代田」「千歳」、マリアナ沖海戦~の艦載機として適応。
●零式艦上戦闘機
・翼端幅が21型より狭い52型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・風防・プロペラ・増槽・主脚・尾輪)です。 ・パーツ分割により主脚柱とカバーの造形や尾輪など従来よりリアルな形状としています。
・増槽、プロペラ、風防を別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・無線アンテナ支柱はキャノピーと一体成型で表現。
・6機封入。
●彗星艦上爆撃機
・液冷発動機アツタを搭載した12型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり10点(機体・風防・増槽・60キロ爆弾・主脚・尾輪・プロペラ)です。
・風防やプロペラ、60キロ爆弾は別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・機体の前頭部が先細りした独特な形状をとらえた造形になっています。
・6機封入。
●天山艦上攻撃機
・発動機に「火星」を搭載した12型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・風防・プロペラ・航空爆弾・主脚・尾輪)です。
・大型の風防、航空爆弾、プロペラを別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。 ・搭載魚雷は後方が絞られた形状を、主脚はタイヤの丸みある形状を細密に立体化。 ・4機封入。
●九九式艦上爆撃機
・従来の11型改良機である22型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり5点(機体・プロペラ・爆弾・主脚)です。
・パーツ分割により特徴的な主脚カバーや250キロ爆弾の形状再現を的確にしています。
・爆弾、プロペラを別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・垂直尾翼の拡大形状など外観特徴をとらえ、2機封入。
●零式艦上戦闘機(爆装)
・翼幅の広い艦上機仕様21型で250キロ爆弾を吊架する爆装型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・プロペラ・増槽・主脚・250キロ爆弾)です。
・パーツ分割により主脚柱とカバーの造形や爆弾など従来よりリアルな形状としています。
・爆弾、プロペラを別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・2機封入。
●付属デカール
・主翼上下面、胴体の日の丸マーク(白縁塗りつぶし戦時後半仕様)を収録しています。
・昭和19年6月以前の日の丸白縁付きのマーキングも収録、彗星や零戦などに使用できます。