プラッツ PDR-9 1/144 F-8K/C クルセイダー ‘ヘルズエンジェルス / NASA’ (2機セット)
1957年から87年にかけてアメリカ海軍で運用されていた艦上戦闘機、F8クルセイダーを1/144スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
実機について
世界初の超音速艦上戦闘機となったのがアメリカのF8クルセイダーです。 アメリカ海軍の要求に沿って開発が進められ、1955年に初飛行に成功。 1957年から運用が開始されました。 高翼の後退翼デザインを採用。 アフターバーナーを備えた推力18000ポンドのエンジン1基を装備していました。 主翼は前方を7度、アップする特別な機構を備えていました。 このわずかな作動が離着艦の距離を短く抑えることに成功。 航空母艦で運用される艦上戦闘機としての優れた性能を発揮したのです。 アメリカ海軍をはじめ、海兵隊、フィリピン、フランスでも採用され、運用されていました。 各タイプが生み出されましたが、F-8C型を改装して作られたのがF-8Kです。 エンジンはJ57-P-20Aを装備、AN/APQ-125レーダーを備えたF-8Cのアップグレード仕様で、89期が生産されたとされています。
モデルについて
モデルはアメリカ海軍が運用した艦上戦闘機F8クルセイダーを1/144スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。 このキットではF-8Cの改装型で、各部をアップグレードしたF-8Kタイプをモデル化しています。 仕上がり全長は11.5cm。 機体やは左右分割で翼パーツとともにパネルラインなども詳細に表現しています。 2機分のパーツが入っていますから、コレクションも楽しみです。 マーキングは3種類を用意。 1943年に創設され、2004年まで活動したアメリカ海兵隊のVMF-321戦闘攻撃隊”ヘルズエンジェルス”所属機と1970年代のNASA所属機、さらに、1948年から95年にかけて活動していたアメリカ海軍戦闘飛行隊、VF-142ゴーストライダーの魔Pキングもセットしています。 デカールは高品質で定評あるイタリアのカルトグラフ社製です。
・アメリカ海軍初の実用超音速戦闘機F-8クルセイダーを1/144スケールで再現
・2機セット
・完成時の全長115ミリ
・繊細なパネルラインなどスケールを越えた精緻な金型表現
・デカールはイタリア・カルトグラフ社製の高品質シルクスクリーン印刷
・マーキングは青い背中が魅力的な海兵隊の戦闘機部隊VMF-321‘ヘルズエンジェルス’所属機(F-8K)と、1970年代にデジタル・フライ・バイ・ワイヤのテストベッドとなったNASA所属機(F-8C/F-8DFBW)の2種に加え、ボーナスデカールとして赤い矢印が印象的な海軍のVF-142‘ゴーストライダーズ’所属機(F8U-1)収録
・カラー印刷で分かりやすい塗装説明図入り